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小さなことからコツコツと

まずは幸せを数えるべきだ!

2026-08-31

ー幸せを数えたら、あなたはすぐに幸せになれるー



ここ最近、なぜか「ショーペンハウアーの名言集」なる記事をよく目にする。

別に今さら彼の哲学を改めて調べようとも思わないのだが、そのなかにこんな言葉がある。



幸せを数えたら、あなたはすぐに幸せになれる。」



これ、ものすごく分かりやすい。

そして、僕はこの言葉が結構好きだ。



なぜなら、私たちは普段、どうしても「幸せ」より「不幸」を数えがちだからだ。




仕事で嫌なことがあった。

人間関係で嫌なことを言われた。

予定通りに物事が進まなかった。

思いがけないトラブルが起きた。



そんな日は、家に帰って風呂に入りながら、



「今日は最悪だったな……。」

なんて、つい考えてしまう。




でも、ちょっと待ってほしい。

その一日の中に、本当に「悪いこと」しかなかっただろうか?




おそらく、そんなことはない。




むしろ、よく考えてみれば、何かしら「いいこと」はあったはずだ。

ただ、それを数えていない。



なぜか?

それが「当たり前」になっているからだ。




朝、目を覚ました。

窓を開けたら、雲ひとつない快晴だった。


誰かに「おはようございます」と声をかけてもらった。

仕事でちょっと嬉しいことがあった。


電車で席を譲ることができた。

車を運転していたら、誰かが道を譲ってくれた。



家に帰れば、家族がいて、温かい風呂に入れる。



こうして考えてみると、どうだろう。

一日の中には、意外なほどたくさんの「小さな幸せ」が転がっている。



ところが

私たちは、それらを幸せとしてカウントしないー



「そんなの当たり前だろ」

そう思ってしまう。



そして、たった一つの嫌な出来事だけを何度も思い返す。




だから、

「今日は最悪だった」

となる。




でも、もし逆だったらどうだろう。

嫌なことを一つ数えるのではなく、幸せを一つ、二つ、三つと数えてみる。



すると、少しずつ見えてくるものが変わってくる。

「今日は嫌なこともあったけど、こんないいこともあったな」

そう思えるようになる。



そして、おそらくこれこそが、人生を上手に生きるための一つの方法なんじゃないかと思う。




こんな話がある。

かつて田中角栄を唸らせた大物政治家を、角栄がはじめて面談に訪れたときのこと。

その政治家は、角栄が訪れる際、よく整理された玄関にたった一輪の野花だけを添えたのだという。


角栄はあまりに強く、きれいな一輪の花に惹かれ、一体こんな美しい花をどこで見つけられたのかと尋ねた。

「今朝、散歩をしていたら、一輪だけ花が咲いていたんだ。それを見たら、なんだか嬉しくなってね。思わず手に取ってしまったんだよ」

と答えたのだそうだ。

たった一輪の花。


それを自分の「幸せ」として見つけられるかどうか。

そしてそれをほかの人にも与えられる幸せ。

幸福というものは、案外こういうところにあるのかもしれない。



アメリカの実業家、アンドリュー・カーネギーも、成功する人間の考え方について「物事の良い面を見ること」の重要性を説いている。

結局のところ、幸せというのは、どこか遠くにあるものではない。

すでに自分の周りにある。

ただ、それを「幸せ」として数えているかどうかだ。




ショーペンハウアーというと、「孤独」や「人生の苦しみ」について語った哲学者という印象が強い。

けれど、彼の言葉をこうして日常に置き換えてみると、意外なほど現実的なことを言っているようにも思える



人生は、良いことばかりではない。



仕事だってそうだ。

うまくいかないこともある。

思い通りにならないこともある。

腹の立つことだってある。



だからこそ、

何を数えるかが大切なんだと思う。



不満を数えるのか。

失敗を数えるのか。

嫌なことを数えるのか。



それとも、

今日あった小さな幸せを数えるのか。




同じ一日を過ごしていても、数えるものが違えば、その一日の意味はまったく変わってしまう。

もし今日、少し疲れているのなら

一日の終わりに、こんなことを考えてみてほしい。



「今日、何か一つでも良いことはあったかな?」



きっと一つくらいは見つかる。


そして一つ見つかれば、もう一つ見つかる。

そうやって幸せを数えていく。




すると、

「今日も無事に終わった……。」

という言葉が、

「今日も、悪くない一日だったな。」

に変わるかもしれない。



幸せは、見つけるものではなく、

数えるものなのかもしれない。


今日という一日を、少しでも実りあるものにするために。

まずは、目の前にある小さな幸せを一つ、数えてみよう。



以上、スタッフの矢野でした。
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