超硬ってどうなん?
こんにちは、スタッフの矢野です。
今週は東京でJIMTOFが開催されていますね~
10年位いってないのでかなり様変わりしてるんでしょうか?
ぼくは土曜日に来場する予定なんですが、周りのお客さんも土曜日のひとがほとんど。
いや、なんか今回は・・・・激混みになりそうです。
さて、話は変わって今日は超硬について少し。
以前、超硬金型を使うメリットを紹介したかと思いますが、超硬にも様々な種類があって用途に合わせた使い方が求められます。
例えば、ドリルやエンドミル、スローアウェイチップといった切削工具と金型で使用する超硬では求められる性能がまるで違う。
超硬メーカーも用途に合わせた成分の比率を変えているので、よくよくプロフィールを確認しておかないと最初から失敗する。
ちなみに超硬の主成分はタングステンとコバルト。
その他にもいろんな混ぜ物をしていたりはするけど、型寿命に起因するのはタングステンの粒子の大きさとコバルトの量。
コバルトはタングステンをくっつけるための接着剤のようもの。
このバランスが合う超硬が最終的に金型寿命を決める要素になる。
例えば、加工材種がスチールなのかステンレスなのか、はたまたアルミか。
同じ加工材種でも、絞り加工なのかスプラインギヤ成形なのか、六角形状なのか・・・・・
正直、使ってみなければわからない部分もあるが、大体決まってくるんだよね。
ちなみにみなさんは金型に使う超硬ってなにを基準に選ばれていますか?
まずは”G6”相当からですかね?
わたしは形状や大きさなどによって、きちんと使い分けていますよ
次回はもう少し超硬の選定の仕方をお伝えできればと思います。
スタッフの矢野でした~。
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